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姿三四郎(1943) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 姿三四郎(1943)
製作国
上映時間79分
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,モノクロ映画,スポーツもの,スポコンもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
紛失したフィルムの間をト書きで繋いでいる。普通じゃ観れたものじゃないけど、黒澤明の監督デビュー作という意義を持つ作品。確かに、すでに黒澤映画らしい空気があります。その黒澤監督の製作姿勢を語るとき、イメージ通りの天気になるまで粘るってのがあるが、本作のラストシーンなどはその典型だろう。山の稜線の向こうを雲が駆け抜けて行く。風雲急を告げる。まさに決闘シーンの為の空模様でした。姿三四郎って「バガボンド」の佐々木小次郎のように、その道で天才的な優男ってイメージを持っていたんだけど、藤田進はドカベンでした。このお方、東宝の怪獣映画や戦争映画に親しんだ自分には軍人以外に見えなくて、終始軍隊に号令しそうな錯覚を覚えておりました。本作は柔道が柔術を駆逐して行く話だけど、今は格闘技として柔術の方が勢いがありますな。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-06-01 00:38:55)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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200.00%
323.85%
4815.38%
5611.54%
61223.08%
7713.46%
81223.08%
947.69%
1011.92%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 45.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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