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シン・レッド・ライン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シン・レッド・ライン
製作国米,カナダ
上映時間171分
劇場公開日 1999-04-10
ジャンルアクション,ドラマ,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 戦争さえ無ければ人が来ることも無いような峠やジャングルで戦闘が行われる。悠久の時の流れの中で、束の間、怒号と悲鳴と銃声と血しぶきが飛び交い、その後はまた元通りの時間が流れ出す。人の営みの無常の先に、時の流れの恒常を感じさせようとした映画…、なのかな? そうとでも考えないと、21世紀間近になって、二次大戦の、しかもガダルカナルを舞台にした戦争ものを作った意図を咀嚼できない。でも、登場人物の個性を平板に並べ、善悪や正誤も鑑賞者に委ねているような演出は、大きなテーマを感じさせる前に作品自体を薄味にしている。少なくとも自分には、戦死することよりも戦地で妻から別れの手紙を貰うことの方が100倍悲惨に見える、バランスの悪い映画でした。戦争を材料にして、普遍的で壮大なことを言おうとしてすべった印象です。戦争映画である必然にも疑問符が付く。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-31 20:45:31)
その他情報
作品のレビュー数 217件
作品の平均点 4.94点
作品の点数分布
0177.83%
1167.37%
2177.83%
32210.14%
42511.52%
52210.14%
63315.21%
7177.83%
8198.76%
9135.99%
10167.37%
作品の標準偏差 2.90
このレビューの偏差値 47.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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