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小さな恋のメロディ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 小さな恋のメロディ
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1971-06-26
ジャンルラブストーリー,青春もの,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》 子供の頃に観て以来で、約30年ぶりの観賞。当時からトロッコで走り去るラストシーンに割り切れないものを感じていた。たぶん子供だけの逃亡行為に明るい未来を感じられなかったんだと思う。そんな意味の発言をしたら、周囲から変わり者という目で見られた記憶がある。
「なぜ結婚できないの?」という純粋さに溢れた問いには改めてドキッとさせられたけど、今回はその無邪気な恋心の障害となるパブリックスクールの教師たちがやたら目に付いた。公開当時は日本の学校でも教師が理由無く偉そうにしていた時代。なので、その権威主義的な言動がスルーされてピュアなラブストーリーとして定着した映画だけど、これって体制批判精神がかなり深く入ってると思います。純粋な精神の発現を阻害する権威、という図式。でもストーリー的にはそれをメインにせずに物分りの悪い大人たちという程度に抑えたおかげで、恋愛感情のストレート表現に免疫の無かった日本人に大うけしたんだと思います。
今回、原作&脚本がアラン・パーカーだったことを初めて知りました。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-30 02:47:12)
その他情報
作品のレビュー数 175件
作品の平均点 7.48点
作品の点数分布
010.57%
100.00%
200.00%
384.57%
452.86%
5105.71%
61910.86%
74123.43%
83117.71%
93419.43%
102614.86%
作品の標準偏差 1.91
このレビューの偏差値 45.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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