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影の車 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 影の車
製作国
上映時間98分
ジャンルドラマ,サスペンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 このところ、松本清張原作の映画をまとめて何作か観た。自分は「鬼畜」「天城越え」や今作のように、子供や少年の心理を描写した作品に魅かれました。起こる事件の社会性という意味では「砂の器」や「ゼロの焦点」などに比べてスケールダウンするが、パーソナルな事象を扱った作品の方が軒並み高質だと思った次第。さて今作。子供の虚飾のない感受性に晒されると、大人たちの事情はどうしようもなく自分勝手で穢れて感じられる。子供の視線はその後ろめたさを写す鏡でもある。だから加藤剛は子供を問い詰められないまま、ずるずるを恐怖を募らせて行った。子供の純真に怯える不倫スリラーってところだろうか。そんなテーマとは別に、岩下志麻ってこんなに美しい人だったのかと感嘆! 自分が映画に興味を持った頃にはすでに姐御肌スタイルが定着していた感があり、今作のような献身的で可愛いタイプの芝居は観た記憶がなかった。露出が多い訳じゃないが、脚線から伺えるスタイルの良さも逸品。実は岩下志麻だけで得した気分でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-01 21:08:58)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.95
このレビューの偏差値 38.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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