Menu
 > 作品
 > テ行
 > ディアボロス/悪魔の扉
 > アンドレ・タカシさんのレビュー
ディアボロス/悪魔の扉 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ディアボロス/悪魔の扉
製作国米,独
上映時間144分
劇場公開日 1998-04-18
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 田舎弁護士の立身出世のお話が想像もしていなかったオカルト方向へ転がり始め、タイトルに悪魔って言葉が入っていたなぁ、などと思っているうちにご本人が登場しました。先が予想できない展開という意味でとても見応えがありました。特に面白いと思ったのは過去に無かった悪魔の設定です。あの悪魔は「20世紀は私の時代だった」と言っていた。有史以来、人の欲望が最も渦巻いた時代ということですね。悪魔にも悪徳を幇助する量の目標があるみたいで、21世紀に備えて身内を増やそうと思ったようです。悪を成す手段が、人に取り憑いて暴れると云うお馴染みのやり方ではなく、弁護士として犯罪者を無罪にするところが奇抜です。社会のルールにのっとっているし、けっこう地道。インテリで真面目な悪魔でした。その変な悪魔を説得力を持って演じられるアル・パチーノはさすが。この人、演説力だけなら大統領候補です。その悪の計画に加担して欲望を解放しろという甘い誘いを、自殺なんかで拒絶するキアヌ・リーブスは実にクソ真面目でつまらない奴に見えました。この頃のシャーリーズ・セロンは素晴らしく可愛いです。ちなみに今も素晴らしく可愛いです。今作では、マイアミからニューヨークに出て来た野暮ったい田舎美人って感じが良く出ていました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 00:01:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 143件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
000.00%
164.20%
253.50%
321.40%
474.90%
52819.58%
63121.68%
72920.28%
82517.48%
974.90%
1032.10%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 52.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ディアボロス/悪魔の扉のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS