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イノセンス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 イノセンス
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2004-03-06
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,SF,アニメ,シリーズもの,刑事もの,漫画の映画化,ネットもの
レビュー情報
《ネタバレ》 人の意識を情報ネットワークの中に行き来させられるくらい技術が進歩した世界の、人の存在意義のシミュレーションですかね…。
このシリーズで主人公を務めていた草薙素子(=少佐)は物理存在を捨て、ネットワークの中に文字通り「ゴースト」として失踪していた。片や、圧倒的なサイボーグ体を持つが喪失感を抱えて「ゴースト」の存在感が虚ろなバトー。虚実が同居し、人間と非人間の境界が「ゴースト」の有無だけでは計れないような世紀末的世界観の中、ラスト近くで少佐がバトーの救援にネットワークから降臨する。そのシーンに希望を見た気がした。それは「ゴースト(=心)」が繋がっている限り、人間らしい繋がりも無くなった訳ではないという程度のかすかな希望。この映画の持つ混沌とした世界観と明るいとは言いがたい人の在り方の方向性は、自分が漠然と感じている人類進化の終局イメージに近い。
アンドレ・タカシさん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-27 11:14:48)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 195件
作品の平均点 5.86点
作品の点数分布
021.03%
1105.13%
231.54%
3126.15%
42010.26%
53517.95%
63618.46%
73115.90%
82211.28%
9147.18%
10105.13%
作品の標準偏差 2.26
このレビューの偏差値 50.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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