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スパルタカス(1960) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スパルタカス(1960)
製作国
上映時間198分
劇場公開日 1960-12-15
ジャンルアクション,ドラマ,歴史もの,伝記もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 本作の監督はキューブリックだけど、現場はプロデューサーを兼ねているカーク・ダグラスが仕切ったと聞いていました。後にキューブリックが「屈辱的だった」と言ったとか。雇われ監督のキューブリックってどうなの? それで積極的に観ようと思わないまま数十年放置。で、実際に観たらキューブリックの述懐の通りでした。映像からは、自分の知るキューブリックらしさが何も匂って来なかったです。
そんな視線が無ければ、歴史スペクタクルとしてフツーに観られる映画だと思います。Wikiで確認しましたけど、ほぼ史実に沿った内容のようです。「奴隷の叛乱」と云う意味では史上最大の決起だったのではないでしょうか。本作シナリオからはスパルタカスが頭目を張っている根拠が希薄です。カーク・ダグラスがスパルタカス役だからですな。
ラストシーン。母が「この子は生まれながらに自由だ」と磔刑の父に告げます。強いて言えばこれがテーマなのでしょう。でも、台詞があって初めて気づかされる程度でした。奴隷と云いながら、劇中のスパルタカスは序盤を除いて極めて奔放に描かれているからです。パピヨンやクンタ・キンテのような自由へ渇望が表現されればもっと締まった作品になったと思いました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-24 03:04:46)
その他情報
作品のレビュー数 65件
作品の平均点 6.78点
作品の点数分布
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211.54%
323.08%
423.08%
51218.46%
6913.85%
71421.54%
81421.54%
9913.85%
1023.08%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 44.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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