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羅生門(1950) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 羅生門(1950)
製作国
上映時間88分
ジャンルドラマ,法廷もの,時代劇,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 今回、デジタル技術で復元された「デジタル完全版」なるバージョンをハイビジョン放送で観たのだけど、この作品の映像の素晴らしさには改めて見入ってしまった。アングルの切り取り方。動感と静寂のバランス。モノクロならではの光と影の美しい階調。名カメラマンと言われる宮川一夫氏の手腕がいかんなく発揮されていると思います。自分は勝手に、黒澤映画の多くは宮川氏の撮影によるものを思い込んでいたのですが、記録を辿ると今作と「用心棒」だけでした。映像的には稀代の才能がタッグを組んだ稀少作品ということですね。映像のレベルに言及されている方はたくさんいらっしゃいますが、この「デジタル完全版」のハイビジョン視聴はオススメです。ストーリーの方は、いきなり志村喬の親切で結ばれる流れに、初めて観た学生時代から食い足りなさを覚えています。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-06 14:56:04)
その他情報
作品のレビュー数 183件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
000.00%
110.55%
221.09%
321.09%
442.19%
5126.56%
63016.39%
74524.59%
84222.95%
92714.75%
10189.84%
作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 45.37
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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