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《ネタバレ》 原作小説「容疑者Xの献身」・ドラマ「ガリレオ」
どちらも未読・未視聴ですが問題なく楽しめました 隣で生活している親子のなにげない談笑や生活音から ”家族”というものの暖かさや活力というものを 一方的ながらも汲み取り、それを人生のささやかな喜びと感じながら しかしそれ以上のものは望まずに、日々を淡々と生きていく… という石神(堤真一)のキャラクターの魅力がかなり大きかった映画でした カッコよくて天才でスポーツマンという完全無欠なキャラである 主役の湯川(福山雅治)の露出をあえて抑え気味にしてるのも功を奏していると思います しかし途中の工藤(ダンカン)に石神が手紙を送る辺りのエピソードは「やられた!」と思いました 一瞬「石神がこのまま安っぽいストーカー的キャラに堕ちて、映画の流れも安っぽくなってしまうの!?」と見事にミスリードされてしまいました(笑) 【渡部シンイチ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-02-15 16:16:09)
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