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ハロルドとモード 少年は虹を渡る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハロルドとモード 少年は虹を渡る
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1972-10-21
ジャンルコメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 カルト的な人気を誇 る1971の米国作品。日本にもファンが多く、浅丘ルリ子/西島隆弘の舞台が上演している。
ロンドン出身のシンガー・ソングライターであるキャット・スティーヴンス(後にユスフ・イスラムに改名)の曲が、印象的に使われている。名曲は、映画への思い入れを強くする。本作にもそれが当てはまる。
80歳のヒロインであるモードは、亡命者であり、革命家というバックグラウンドがあるものの、70年代の強いアメリカ女性そのものだ。ハロルドもまた典型的な70年代の思春期から脱出できないでいる19歳の青年。それぞれに奇行癖があるものの、身近に感じるのが容易な人物だ。やがてこの2人は結ばれる。
本作は、「この世界にある複雑な問題のほとんどは、とても単純な方法で解決できる」というメッセージを強く押し進めてゆく。だがこれは、キャット・スティーヴンスの甘い歌声に乗せた70年代という時代へのラブソングでもある。
DONGさん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2008-08-13 08:45:40)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
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215.00%
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6210.00%
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8210.00%
9210.00%
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作品の標準偏差 2.04
このレビューの偏差値 55.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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