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ふたりの女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ふたりの女
製作国伊,仏
上映時間100分
劇場公開日 1961-07-04
ジャンルドラマ,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ソフィア・ローレンが、夫を亡くし、13歳の娘と二人で生きる若い母親を演じています。第二次世界大戦中、母娘は空襲が激しいローマから故郷の田舎の村に疎開します。この映画の大部分は、母娘が、疎開先で再開した昔の仲間達とともに、貧しくとも陽気に逞しく生きる様子が描かれています。ドイツ軍を恐れる生活ではあるものの、戦時中の暗さをあまり感じさせません。ソフィア・ローレンの美しさも際立っています。

映画の終盤、ローマに戻る途中に立ち寄った廃墟の教会で、母娘はモロッコ兵の集団に輪姦されます。それまでが、疎開先で生きる戦時中の人々の連帯や逞しさを描いていただけに、唐突なこの悲惨な事件は落差が激しく、まるで別の映画を取って付けたかのような不自然さを感じました。また、数十人の集団に輪姦されたら死んだり大怪我してもおかしくありませんが、身体のダメージはさほどでも無さそうで、この点もリアルさを感じさせませんでした。

個人的には、終盤の輪姦のエピソードは無くても良かったように思います。他の部分はとても良かったですし、ソフィア・ローレンの演技も良かったです。このため6点としました。
wayfarerさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-05 12:53:27)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.48
このレビューの偏差値 48.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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