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百万円と苦虫女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 百万円と苦虫女
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2008-07-19
ジャンルドラマ,青春もの,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 思えばリリィ・シュシュで初めて見た蒼井優。その自然体は相変わらず、ほぼ彼女見たさに足を運んだ感じです。あくまで私見ですが、ここんとこの邦画って良くも悪くも“お客さん(受け取り手)次第”と言う脚本、あり過ぎです。何も考えずに見れるハリウッドの大作とは対照的に、「考えさせる」邦画の面白さって日本映画の個性だとは思いますが。思うに、某有名アニメに端を発した(と思ってます)「全ては語りません。答えはみなさんの中に…」みたいなスタイル。流行のように、叙情的なシーンでもはやごまかして、秀逸なストーリーが無くとも「共感できるありふれた日常」があって、そこに笑いのエッセンスさえ入れば面白い映画と見れる現状。今作も違わず、少なくともラストは、そんな賛否のある形で描かれており残念でした。更にがっかりさせられたのが、森山未来演じる中島と鈴子、ふたりの恋模様。さも鈴子を裏切ったかの様に見せるあざとい撮り方は浅はか過ぎ。そして設定上、そんな件は全く必要ない。そして、バイトの同僚で大学の後輩の子が明かすあの説明口調、単にそこまでの伏線。中島の回りくどい鈴子への想いに若干「?」。ロードムービーとして田舎までは楽しめたけど、最後の街の肝心の最後で全く共感できなかったのが痛すぎです。
乳時雨さん [映画館(邦画)] 5点(2008-07-29 17:32:02)
その他情報
作品のレビュー数 93件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
011.08%
100.00%
222.15%
311.08%
444.30%
51718.28%
62021.51%
73032.26%
81212.90%
955.38%
1011.08%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 44.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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