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おとうと(2009) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おとうと(2009)
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2010-01-30
ジャンルドラマ
レビュー情報
親戚に一人はいる「困ったおじさん」の物語。しかし主人公はその姉であり姪で、彼女たちの立場から「おとうと」「おじさん」が描かれている。
笑福亭鶴瓶演じる哲郎は傍迷惑で異常な行為・行動(アウトプット)を繰り返すが、反面、人の心が読めないわけではなく、周囲の人たちが自分の行為についてどのように感じているか、どのような影響・迷惑を掛けているかの理解(インプット)は正常である。これは車寅次郎と同類。
姉とその亡夫(哲郎の義兄)はその哲郎の心情(インプットの正常さ)を深く理解しているため、困惑しながらも深い愛情をもって彼に接しており、姪も微かにそれを感じ取っていく。
ただ2時間で描いていくには少々各エピソードのパンチが弱く、到底名作の域には達せず残念。
個人的には加瀬亮演じる青年がもう少し光るストーリーに仕上げて欲しかった。
姉の薬店に舞い戻って来る場面はまさに寅さんのそれで、自分で「男はつらいよ」のパロディをする山田洋次がお茶目。
勝五郎さん [試写会(邦画)] 6点(2010-01-25 20:50:12)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 5.79点
作品の点数分布
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224.65%
312.33%
4716.28%
51023.26%
6613.95%
71125.58%
849.30%
912.33%
1012.33%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 50.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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