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《ネタバレ》 動画配信で観賞。「彼女の正体に全米が驚愕した」みたいなことが書かれてあって興味を引いたのだが、結果として彼女の正体にさほど驚かなかったのでこれは知らずに観賞した方がよかったようだ。もっとおぞましい恐怖を感じるかと思ったが、当方がスレているせいか面白かったな程度に留まった。妹は絶対に殺されないだろうなという予感通りになったのもやや興ざめ。原題は「オーファン」(孤児)だが「孤児」じゃまずいのかなんなのか邦題は勝手に主人公の名前に変えられている。なるべくなら原題を活かしてほしい。「孤児」がだめなら「孤り子(ひとりご)」とかなんとか…。それと最後の場面でいくら母親を助けるためとはいえ、あんな小さな子が拳銃ぶっ放すのはありえない(灰原哀かと思った)。母親に命中したらどうするんだ。残忍そのものの主人公だが重度の「反社会的人格障害」ぐらいになると犯罪に罪悪感がなくなるらしいのでありえない話ではない(知的障害者殺人事件が最近起きたが、個人的にはその種の反社会的人格者の犯行ではないかと疑っている)。ただ彼女の身になれば、あの体で苦労したこともまた事実だろう。それにしてもこんな映画の子役やらされたらトラウマにならないだろうかと変なことが気になった。妹役は当時8歳の実際に難聴である子役さんで、ウィキによると「撮影中は何のことかわからずゲームだと思ってた」そうだが、ゲームとしても悪趣味すぎる(笑)。蛇足だが他の投稿に「別の終わり方」があると聞いたので、さっそくyoutubeで検索…じゃなかった(汗)とにかく見たけれどもあのまま堂々と逃亡してしまうという結末ならその方がより恐ろしかったように思う。あと削られた場面もyoutube…じゃなかった、とにかく削られた場面があるのだが、エスターが母親に「父親があの女に色目を使っていた」と告げ口する場面があるではないか。この伏線は本編で回収されているので、削るべきではなかったと思う。
【空耳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-09-21 12:37:33)
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