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おおかみこどもの雨と雪 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おおかみこどもの雨と雪
製作国
上映時間117分
劇場公開日 2012-07-21
ジャンルドラマ,ファンタジー,アニメ,動物もの
レビュー情報
《ネタバレ》 細田映画の中でも頭一つ抜けています。この監督の映画はストーリーについて、悪く言えば堕胎しているところがあり、それから発生する矛盾点を演出の良さとハッタリでごまかすところがあるのですが、今回はそれがうまく作用していたと思います。描きたいものが「サマーウォーズ」と比べて明確だった為でしょうか、脚本の詰めの甘さが、観客の想像力を喚起させるアクセントとして昇華出来ていました。自分自身、年を取っていく上で母親という存在の偉大さを感じずにはいられない中、「親子」というテーマをド直球でぶつけてくる本作は大変ツボにはまり、涙腺と感情を大いに刺激されました。特に素晴らしいのが雪の中2頭のこどもが駆けていき、それを後ろから母親が追いかけるシーン。2頭の成長を思う母親の心情を推し量ると、不思議と鳥肌が立ってしまいました。
また、ベッタベタですが弟である雨との別れのシーン、雪が自分の正体を曝け出すシーン、最後の花の笑顔で涙腺が決壊しました。エンドロールの歌でも歌詞と物語のシンクロに感動し、またもや涙腺が決壊しました。つまり、後半は泣きっぱなしでしたww
泣きっぱなしだったので9点にします!
bolodyさん [映画館(邦画)] 9点(2012-08-02 18:55:59)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 130件
作品の平均点 6.41点
作品の点数分布
043.08%
121.54%
232.31%
343.08%
464.62%
51713.08%
62317.69%
72620.00%
82821.54%
9107.69%
1075.38%
作品の標準偏差 2.21
このレビューの偏差値 55.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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