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グレート・ハンティング のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グレート・ハンティング
製作国
上映時間95分
ジャンルドキュメンタリー,動物もの,モンド映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ショックシーンは殆どがヤラセなのが丸分かり。特に人間と動物が絡むシーン「ライオンの人間踊り食い」「チーターのダチョウ狩り」「ハンターによる原住民の惨殺」なんかはどう見ても造られ過ぎている画であるので、信憑性ゼロ。ただこの映画の中で真実を描いていると思われるシーンがあったからこの点数となりました。それはアラスカ(だったかな?)で熊が産卵期に戻ってきた鮭を狩るシーンです。ここでナレーションはこんなことを言います。「我々はこのシーンを恣意的に感動的に撮影した。つまり動物を無害で愛らしく描き、楽園の雰囲気を演出する。これが典型的な動物ドキュメンタリーのルールだ。」その後鮭の皮を剥ぎグチャグチャに食べ散らかされた鮭を別の熊が奪い合うシーンになる。そう、動物の狩りも十分に残酷だと言えるのだ。いや、人間だけが動物を狩る事に疑問を覚える輩が存在する。本質的には何も変わらないはずなのに。最近は毎年のように生命の神秘を映し、人間の環境破壊を糾弾するドキュメンタリー映画が上映されますが、これらの映画には動物が動物を捕食するシーンで血が飛び散る様なシーンは殆ど観られない。真実を映し出す映画がドキュメンタリー映画と言えるのなら、この『グレート・ハンティング』の方が毎年量産されているBBCを再編集しただけの適当な映画よりも十分に真実を映していると言わざるを得ない。この映画には偽演はあるが、偽善は無い。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 07:14:22)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 3.71点
作品の点数分布
000.00%
1114.29%
2228.57%
3114.29%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7114.29%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 2.12
このレビューの偏差値 57.32
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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