Menu
 > 作品
 > サ行
 > 猿の惑星
 > 民朗さんのレビュー
猿の惑星 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 猿の惑星
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1968-04-13
ジャンルサスペンス,SF,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 驚愕のラストシーンに関しては最早言い尽くされている為、そのラストに至るまでについて書きたいと思います。謂わばこの映画は人類の歴史の縮図。最後にザイアスは人間について如何に愚かだったか示しますが、猿たちも何ら変わる点は無い。
つまり私達人類が無意識に行っている愚行を、チャールトン・ヘストン演じる主人公を通して客観的に見つめることになる。それは家畜や奴隷への理不尽であり、宗教と科学の結びつきの醜悪さであり、論理を放棄した不学の滑稽さでもある。そして最後に主人公が叫ぶ呪詛、全く身につまされます。
古典SF映画としての演出も文句なしに素晴らしいです。背面から捉える案山子の様なオブジェの不気味さ、それを煽るジェリー・ゴールドスミスの現代音楽風のスコア、滑らかなパンショット。問答無用のSF映画の金字塔の一つ。
民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-10 10:07:38)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 363件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
000.00%
110.28%
200.00%
351.38%
492.48%
5184.96%
64412.12%
77821.49%
810127.82%
97420.39%
10339.09%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 55.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
猿の惑星のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS