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天国と地獄 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 天国と地獄
製作国
上映時間143分
劇場公開日 1963-03-01
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 黒澤明のフィルモグラフィーの中でも娯楽性ではトップクラスの作品でしょう。話の筋自体は良くある(というかこの映画をキッカケに増えたんでしょうが)誘拐モノなのですが、善玉であるべき主人公・権藤も人間的に汚い部分を持っているし、最終的には会社を追われてしまうというシビアな展開を入れている辺りが凡庸な作品とは違う点ですね。汚い人間の欲望を会社の重役たちに演じさせている辺りも黒澤イズムを感じます。多くの人が仰っているように後半からは映画のテンションが非常に下がってしまう。リアルな捜査現場の描写をしたかったからなんでしょうが、個々の刑事が全く本筋とは関係のないような報告を延々と続けたりするシーンはやや冗長に感じてしまいました。
民朗さん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-12 20:51:35)
その他情報
作品のレビュー数 219件
作品の平均点 8.21点
作品の点数分布
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210.46%
310.46%
441.83%
583.65%
6188.22%
72310.50%
85726.03%
95726.03%
105022.83%
作品の標準偏差 1.57
このレビューの偏差値 49.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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