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街のあかり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 街のあかり
製作国フィンランド,独,仏
上映時間78分
劇場公開日 2007-07-07
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 負け犬を描いたらフィンランド一のアキ・カウリスマキ監督。本作も負け犬主人公の悲しーい人生を俯瞰したショットを多用して描いている。「いつか俺はデッカイことやってのし上がってやるんだ!」と言いつつも、友達は居らず、彼女も居らず、金も無い。日課は河の畔のホットドッグ屋で愚痴をこぼすこと。余りにも惨めで笑えるのだけれど、同時に悲しくもなってしまいます。誰だって少なからず彼に感情移入する部分はあるだろうから(内向的な人なら尚更に)。仕舞いには強盗事件の犯人に仕立て上げられて、出所後も徹底的に追い詰められて正に人生の敗北者。しかしそれでも最後にポッと一輪の希望の花が咲く。どんなに惨めでも死ぬほど価値が無い訳じゃない。まだまだやっていける。そんな映画です。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-28 21:10:17)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
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6518.52%
71348.15%
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作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 52.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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