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ブタがいた教室 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブタがいた教室
製作国
上映時間109分
劇場公開日 2008-11-01
ジャンルドラマ,学園もの,動物もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 脚本に良い点と悪い点が混在していると強く感じました。良い点は子どもの表情や言動が非常に”それ”っぽいこと。食に対して議論する子どもたちのたどたどしいのだけれど、自分の意見を真剣に伝えようとする表情が印象に残ります。そしてキャラクターの立て方も上手い。大して一人ひとりがクローズアップされている訳ではないのに、いつの間にか個々に個性が生まれている。だからこそ生徒たちの食に対する迷いも強く伝わってきました。悪い点はPちゃんを「食べる」か「食べない」か、という二元論に終始していること。広く知られている通り、今の世界では食に対する態度は多岐にわたっています。それも子どもに伝えなければ真の食育とは言えないと思います。それから余談になりますが、音楽の使い方が極めて不愉快。悲しいシーンではノスタルジックなピアノの音楽をひたすら流す。音楽で無理やり感動させようとする演出は大嫌い。
民朗さん [地上波(邦画)] 5点(2011-07-16 16:45:25)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 5.58点
作品の点数分布
0410.00%
112.50%
200.00%
312.50%
4512.50%
5512.50%
6717.50%
7717.50%
8820.00%
912.50%
1012.50%
作品の標準偏差 2.55
このレビューの偏差値 49.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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