Menu
 > 作品
 > コ行
 > 告白(2010)
 > 民朗さんのレビュー
告白(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 告白(2010)
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2010-06-05
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,青春もの,学園もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 アップとスローモーションの多用、不安を煽るCGの曇り空、松たか子の舞台的な芝居掛った演技、唐突に始まるクラスメイトのダンス、ステレオタイプに肉付けされた反抗的な中学生達。全体が「ああ、作り物の世界だな」と思える演出はいつもの中島哲也らしい。原作小説の中盤を一纏めにして描いた事はストーリーのテンポを考えると上手い選択ですし、観客の物語に対する関心をグイグイ引っ張っていく手際は流石だなと思えます。
ただこの映画(原作も)、観客が聖職者の生徒への復讐が成し遂げられ様を見てスカッとしてしまう所が最も怖く、最も面白い点だと思いましたので、前述した様な「作り物で~す」と思える舞台にしちゃったのは個人的に勿体無いなと。画作りをリアルにすればするほど松たか子に感情移入出来て、最後の復讐を目の当たりにした時、観客に恐ろしい爽快感が残ると思うのですが。でも何故か人が死ぬ所だけはやけにリアルなんですよねぇ。
民朗さん [映画館(邦画)] 5点(2010-06-13 00:37:28)
その他情報
作品のレビュー数 252件
作品の平均点 7.04点
作品の点数分布
051.98%
172.78%
231.19%
393.57%
441.59%
5249.52%
6218.33%
75019.84%
86124.21%
94618.25%
10228.73%
作品の標準偏差 2.28
このレビューの偏差値 46.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
告白(2010)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS