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十三人の刺客(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 十三人の刺客(2010)
製作国
上映時間141分
劇場公開日 2010-09-25
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,時代劇,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画の最大の魅力は稲垣五郎の怪演に尽きます。しかし他の要素が物足りないという訳ではありません。寧ろ、現代に作られた本格時代劇としては突出した殺陣、リアリズムと言えると思います。数十分に及ぶクライマックスでの殺陣の凄まじさ(特に松方弘樹にの殺陣には惚れ惚れします)、切腹シーンに代表される残酷描写のリアリズム、ここ数年の内にこれだけ気合入れた時代劇があったでしょうか?それでもこの映画の印象は稲垣吾郎が持って行ってしまいます。少なくとも私は見終わった後、只々稲垣五郎演じる斉韶のおぞましさが心に深く染み付きました。忠臣の斬首された頭を蹴鞠のごとく蹴り飛ばしたり、女子供を的に弓技に興じたり、一言では表せない超気持ち悪いあの食事シーンだったり、とにかく稲垣五郎のやることなすこと人非人過ぎて、知らず知らずの内に笑ってしまいました。人って余りに気味の悪いものを見ると笑うものなんですね。普段、清潔感のあるキャラを演じることが多い稲垣五郎だからそここれ程怖い悪役足りえたのでしょうか。映画って面白いですね。
民朗さん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-25 01:26:24)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 6.18点
作品の点数分布
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233.12%
344.17%
466.25%
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62425.00%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 57.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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