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ある戦慄 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある戦慄
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1968-05-25
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 これは大変恐ろしい密室ホラー映画でした。舞台はニューヨークの電車の一車両から基本的には動かない。こういう密室の車両に閉じ込められるっていう設定自体は、例えばアクション映画等では良く出てくる設定ですが、そういった映画類の何倍もこの映画の方が怖かったです。列車に爆弾を積んだ政治犯が銃を突き付けてくるより、イカれた男が二人乗り込んでくる方が遥かに恐ろしいというのは何とも面白い。多分設定に現実に起き得る様なリアルさが感じられることと、基本的には人間の醜さを主眼に置いているからだと、個人的には思いました。
完全にイカれていると思いきや、極限状態における乗客たちに醜い振る舞いをさせたいだけに思える様な、トニー・ムサンテとマーティン・シーンのチンピラッ振りが大変に良いです。というか堂に入り過ぎていて、こいつらホントに普段からチンピラじゃねーのか?とも思ってしまったり……。まあ息子のチャーリー・シーンと違って、オヤジは真面目なリベラル左派らしいですが。俳優ってスゴイ。
民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-04 23:39:45)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 54.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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