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ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ! のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
製作国
上映時間103分
ジャンルコメディ,青春もの,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》 まず邦題がどうにかならんものですかね。原題の方を前もって知っていたので、やっと見つけた時に「分かるかこんな邦題!」と心の中で叫んでしまった。内容はと言うと非常に脚本が秀逸な作品ですね。伏線の回収の仕方が上手く序盤からグイグイ引っ張っていく。キャラクターに感情移入し難い作品になっていますが、これはこの映画の"選挙"が象徴しているものを考えると仕方が無いでしょう。恐らくですが、3人の立候補者と主人公はアメリカの色々なタイプの人間を表している。トレイシーは勝つ事で人生が手に入ると思っている上昇志向な中産階級、ポールは典型的なプロテスタントのワスプで基本的に頭はカラッポのスポーツマン、タミーはレズビアン(バイセクシャルかも)であるが故に反体制的態度を取るリベラル、主人公のジムは中産階級のセックスしか考えて無い馬鹿なオヤジってところでしょうか。個々のキャラクターがそのシンボルをめちゃバイアスが掛かった演技で表現されているのでまあ感情移入し辛いのも納得。様々な象徴の彼らがどういう風に干渉し合い、勝ち、負けていくのか。それを面白おかしく皮肉って描いたアレクサンダー・ペインの手腕に驚かされました。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-02 14:53:45)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 6.72点
作品の点数分布
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6416.00%
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828.00%
9312.00%
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 51.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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