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人生の特等席 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 人生の特等席
製作国
上映時間111分
劇場公開日 2012-11-23
ジャンルドラマ,スポーツもの
レビュー情報
《ネタバレ》 劇中で貼られた伏線は強引ながらも全て余すところなく回収し、キャラクター毎のエピソードも丁寧に作られているとは思うのですが、物凄く乱暴な言い方をすればフツー過ぎるといった感想です。クリント・イーストウッド演じる頑固親父の娘に対するデレ具合は笑えるし、ミッキーは弁護士でインテリなのに野球マニアで超体育会系というギャップも見ていて楽しい。しかもミッキーを演じるエイミー・アダムスのしかめっ面した顔が意外にイーストウッドに似てる 笑。普通のハリウッド映画では舞台にならないノースカロライナ州の田舎が舞台という点も画面全体がのんびりしていて魅力的でした。しっかし一年前に『マネーボール』という同じく球団のスカウトを描いた傑作を観ているだけに、「ロートルがハイテクを駆使する若者に長年と経験と勘で勝つ」というプロトタイプの話では少し物足りない。というかクリント・イーストウッドの前主演作『グラン・トリノ』も一人ぼっちのロートルが現代で上手く生きることが出来ず困る話だったが、あちらは古い世代は去ってしまうけれど若い世代に希望を残す形で終わっていた。それに比べて本作は「嫌味な若者ギャフンと言わせた。いけ好かない調子乗りルーキーも痛い目を見た。バンザーイ」って感じでハッキリ言うとやや浅薄だったなといった感想です。イーストウッドを担ぎ出して撮る程の作品だったとはイマイチ思えませんでした。
民朗さん [映画館(字幕)] 6点(2012-11-23 22:39:08)
その他情報
作品のレビュー数 64件
作品の平均点 6.41点
作品の点数分布
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71828.12%
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作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 47.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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