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テッド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テッド
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2013-01-18
ジャンルコメディ,ファンタジー,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 世界的なパペットアニメーション作家J・シュヴァンクマイエルは自伝で「人形とは子どもと大人の世界の境界線である」と述べています。シュヴァンクマイエルが言うには、子どもは人形を使って自分の世界を形成し、大人になる時に人形(自分の世界)を殺して大人の理不尽で不条理で自分のルールが適応されない世界に足を踏み入れるのだといいます。この映画でも人形(というかヌイグルミ)は大人になるための一種の障害として描かれているのが面白いなあと。どんなに仲が良くて親友でもいつかは決別しなければ大人になれないという話しは、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」に良く似ていますが、そんな話を非常に寓話的に描いている。
そんな感じで物語の根幹はしっかりしているのですが、物語の中盤でテッドがそれを声に出して全て説明してしまったのは少し残念でした。どうせなら画の力で伝えて欲しかったな。
80年代を代表する底抜けバカSF映画「フラッシュゴードン」、傑作SF映画「エイリアン2」絡みのネタもオタク心をくすぐるような内容で終始楽しかったです。
ただ所謂時事ネタも沢山盛り込まれており、こういう類の映画は実際にアメリカに住んでいないと100%楽しめないと思うので、少し減点しました。結構分からないネタも多かった。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-22 22:31:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 109件
作品の平均点 6.02点
作品の点数分布
010.92%
110.92%
221.83%
343.67%
465.50%
51715.60%
63330.28%
73128.44%
81110.09%
932.75%
1000.00%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 53.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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