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ホビット/竜に奪われた王国 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ホビット/竜に奪われた王国
製作国米,ニュージーランド,英
上映時間161分
劇場公開日 2014-02-28
ジャンルアクション,ドラマ,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 正直言っちゃうと、結構ストーリーに問題がありますよね。一番気になってしまうのは、原作に登場しないタウリエルとレゴラスの二人。やっぱり二人が登場する意味合いは余り感じられず、特にレゴラスの方はLOTRのファンへのサービス&割と一本調子の原作へのスパイスの役割なのではないかと邪推してしまいます。急流下りとかアクションが必要だから仕方なく入れたシーンですよね……。
他には溜めがクドいのも考えものです。ピーター・ジャクソンの映画には今までも良く感じていましたが、「ドキドキするまで溜めといて→何もなかったorギリギリ大丈夫だった」という演出が多いですが、本作でもバッチリ健在。あと呪いで朦朧とした状態のキーリがタウリエルを見るシーンで、タウリエルに後光が差す演出はいくらなんでも陳腐だと思うぞ、ピーター・ジャクソン。
結構無理矢理な展開も多いですよね。あの無数の財宝に埋め尽くされたスマウグの巣からたった一つのアーケン石をビルボが見つけ出すのは迚も無理に思えます。文章なら何故アーケン石をビルボが見つけ出すことが出来たのか、それなりに説得力もありますが、映画だと偶然発見した様にしか思えません。
しかーし、このシリーズのファン(と言うか信者)からすれば、またしてもピーター・ジャクソンがあのハイ・ファンタジー世界を完璧な映像で見せてくれるだけでも正直なところ満足してしまいます。人間の想像力は無限で、誰だって目を瞑ればそこに自分の考えるファンタジー世界を描き出すことは出来ます。しかしそれを映像化することが如何に困難なことであるか!闇の森、ドル・グルドゥア、エスガロス、そしてエレボール。自分が思い描いていた世界そのものでした。
まあ実際映像が一番の魅力になってしまっている作品だと思うのですよね。でも私は満足しちゃいました!
民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-13 22:37:55)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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300.00%
437.50%
51127.50%
6820.00%
71025.00%
8717.50%
912.50%
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 60.37
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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