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7番房の奇跡 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 7番房の奇跡
製作国
上映時間127分
ジャンルドラマ,コメディ,法廷もの,刑務所もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ジャンルは"ハートフル・コメディ"とでも言いましょうか、とにかく甘ったるいコメディ映画です。知的障がい者の父と無垢な娘との愛情に冤罪事件が絡んでいく。舞台は基本的に刑務所なのですが、その刑務所の描き方が甘い甘い。序盤ではある程度規範を保っているらしく見える刑務所のシステムが、娘が刑務所に居るのが露見してからは、規律もクソもない状態になってくる。つまり現実感が一切なくなっているように思えました。またディテール甘さが随所で目立ちます。刑務所に消火器すら無かったり、刑務所でヘリウムガス(少なくとも気球を浮かべる程に軽い気体、何リットル必要なのか)を手に入れたり、これ等も現実感の排除に一役買っている。
お涙頂戴と言わんばかりに感傷的な音楽が随所で鳴るのにもやや辟易。私がこういう甘ーい物語に人一倍拒否反応を示しているからなのかも知れませんが、とても上質な映画とは思えませんでした。
刑務所の7番房のキャラクターはみんな立っていたのが唯一の救いでしょうか。
民朗さん [映画館(字幕)] 5点(2014-06-01 22:04:11)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 40.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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