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座頭市地獄旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市地獄旅
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1965-12-24
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 このシリーズは勿論、勝新演じる座頭市のキャラクターが大きな魅力の一つですが、本作はライバル役の成田三樹夫がとにかく格好いい。座頭市と同じく博打が上手く(将棋は昔は賭け事の一つだった)、切れ者の匂いがプンプンする。それでいて普段は十文で叩かれ役をやって日銭を稼ぐ浪人者。性格も「俺より強い奴とやり合えればそれで良い」という徹底的なスリル中毒な男で、その明日をも考えない姿は魅力的でした。
しかしながら最後に座頭市と彼が戦いにもつれ込んでからは、そんなキャラクター性を活かした最期も与えられず、潜んでいた兄妹に仇討ちされて台詞も無くご臨終。折角の魅力的なキャラクターなのに大変勿体無いと思いました。
本作は夫の仇を討とうとしつつ座頭市に惚れていくお種と、父を将棋好きの浪人に殺された兄妹の仇討ち、その浪人と座頭市との交流と3つの話が絡んでいます。もう少しそれぞれのパートを味わい深く描いて欲しかった気がします。話のテンポってのは大変重要だし個人的に90分に纏まっている映画は好きなのですが、ストーリーがお座なりだったら本末転倒だと思うので。
民朗さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-18 23:42:12)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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6320.00%
7426.67%
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916.67%
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作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 42.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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