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アルツハイマー病を舐めてるとか、現実はこんなもんじゃないとかいろいろ意見があるけれど、私はアルツハイマーがどうこうより、ヒロインの自己中加減が気になりました。2人がまだ結婚する前、結婚を強要してわざとチョルスに知らせず勝手に両親を呼び出して引き合わせたり、引き出しを勝手に開けたり、また結婚後も、チョルスの母親のことを掘り出して(彼にとっては触れられたくないつらい過去なのだと思う)仲直りを強要したり。単に自分の考えを押し付けているだけの自己中にしか見えませんでした。あげくに、面会に行ったチョルスは母親に手酷くはねつけられ・・・なんか観ていてヒロインに振り回されているようでチョルスがかわいそうになりました。チョルスが彼女に好きになった理由が今ひとつわかりません。後半、ヒロインの病気が発病してからは2人ともなぜかひたむきで、お互いを思いやって、うるっと涙が出てしまうシーンもけっこうあったので・・・前半の彼女のワガママっぷりがいやでそれが残念です。
チョルスの母親のエピソードも中途半端すぎて、あれならない方がいいと思うし、過去の不倫相手がしゃしゃり出て来るのも余計な気がしました。ラストシーンはとても美しく、感動的でした・・・2人の愛が揺るぎないものとして描かれたと解釈できるんじゃないでしょうか? まとめ方は良かったと思います、ただ上記の点がいただけなかったので総合でこの点数で。泣けるラブストーリーとしては、「ある愛の詩」の方が上かな。 【ドテカボ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 14:49:19)
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