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《ネタバレ》 デレクが白人至上主義に傾倒していく過程は、今の混沌としたアメリカでは決して特別なものではないと思いました。
それにしても道を踏み外した時、自分を正しい方向に導いてくれる人間との出会いが如何に大切かを思い知らされます。更正官もそうだが、刑務所で出会った洗濯係の黒人、彼に会っていなければデレクは出所しても憎しみを抱えたまま入所前と同じ生活に戻っていただろうし、そもそも刑務所から生きて出られなかったかもしれない。その意味ではデレク本人の言うように彼は幸運だったと言えます。しかしそれだけに結末がなんとも痛い。これが現実なのかと。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-03-24 13:16:42)
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