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《ネタバレ》 この作品は「おとぎばなし」です。大人の感覚で観たら唐突に感じたりご都合主義に感じる場面もあったかもしれませんが、読み聞かせで絵本や童話に接する機会が多い私にはグリム童話とかアンデルセンとか、そういった童話がそのまま映画になったように感じました。それは全編通して全く破たんすることなく、もしそれを意識して作られたのだとしたら物凄く計算されているし、成功しているなぁと感心してしまいます。彼女が「夜なのに眠った」場面さえ外せば、そのまま絵本にして子供たちに読んでも良いなと思ったくらいです。何でメジャーヒットしなかったのか不思議なのは「オーロラの彼方へ」と似ているかなぁ。宮崎作品の実写のようだなんて宣伝されていたんですか?それ聞いてたら逆に興味を無くして観ていなかったと思う。(いや、宮崎アニメは大好きなんですけどね。)事前の情報無く観たのが幸いしましたね。チャーミングで紳士なキャプテン最高(戴冠式でハンフリーに色目遣ってたのは、女装趣味だけでなく、まさかの??)!キャプテンの本質を知っていて黙っていてあげている手下どもも最高!(エンドロールの最後も雄たけびがあるんですよね~^^)魔女もイイ感じ!亡霊兄弟のオトボケぶり大好き!ジミ~に感じていた主人公二人もラストには美男美女の王様とお妃さま、ついでにお父さんも再び愛を取り戻して(このお父さん、あまり目立たないけど息子を掛け値なしに信頼する、実は大人物だと思う。魔法をかけられた王女にはそれが分かっていたから相手に選んだのではないかな。)、う~ん、大好きな映画になってしまいました!DVD買っちゃうかも~。
【みーはーふぁん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-01-12 01:19:40)(良:1票)
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