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駆逐艦ベッドフォード作戦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 駆逐艦ベッドフォード作戦
製作国米,英
上映時間102分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 このフィンランダー艦長は、会社にも良くいるパワハラ上司タイプの軍人ですが、異常性格な人間ではないと思います。その点がこの映画の弱点で、緊張感が限界を超えたことは確かですが、部下たちが艦長の要求について行けなくなったのがラストに起こる悲劇の原因みたいな印象になってしまいました。若い少尉がとんでもないミスを犯してしまうシーンは、不仲な両親の喧嘩におびえる子供みたいで面白かったですが。本作は『米ソ一触即発の危険を描くポリティカル・フィクション』的な映画ではなく、『眼下の敵』の様な潜水艦映画のパターンを踏襲しているので、製作者が訴えたかった『冷戦の恐怖』というテーマが散漫になってしまいました。また、なぜ艦長が執拗にソ連潜水艦を追いかけるのかは、ちょっと理解しがたいですね。そこら辺が『白鯨』的なところだと言われる所以でしょうか。元ドイツUボートの艦長で現在は西ドイツ海軍の准将という設定の人物が登場しているのは効果的でした。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-12 11:23:27)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 47.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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