Menu
 > 作品
 > ハ行
 > バチ当たり修道院の最期
 > S&Sさんのレビュー
バチ当たり修道院の最期 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バチ当たり修道院の最期
製作国スペイン
上映時間100分
劇場公開日 1989-12-09
ジャンルコメディ
レビュー情報
ヘロイン絡みで警察に追われる歌手が駆け込んだ修道院は、尼僧長はヤク中で変な尼僧名がつけられた尼僧たちもみんな一癖二癖もある罰当たりなところだった、とくればどう考えてもコメディ映画だろうと思われるけどね。残念ながら笑える要素はほとんどなく、若きペドロ・アルモドバルの作家性が爆発する珍作でした。考えてみると、私はこの人の映画を観るのは初めて、記念すべき(?)第一作目が本作で良かったのかと考えると、やっぱ失敗でしたね(笑)。ペネロペ・クルスなんかが出ている近作群の評判からは重厚なきっちりとした脚本のドラマ作家というイメージを持っていましたが、この映画に関しては「なんか監督の言いたいことは理解できるような気もするけど、全然伝わってこない」というもどかしい感想しか残りませんでした。これなら同時代のゴダール作品の方がまだましで、若き日のアルモドバルはゴダールには到底及ばない力量だったということでしょう(比べること自体が失礼かもしれないが)。私はこういうタイプの映画作家は苦手です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-06-27 23:22:56)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 3.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
4266.67%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 20.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
バチ当たり修道院の最期のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS