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裁きは終りぬ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 裁きは終りぬ
製作国
上映時間106分
ジャンルドラマ,法廷もの,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 『12人の怒れる男』とどうしても比較したくなるところで、アメリカとフランスの陪審制度の違いが判って面白いところです。陪審員の人数は7人と『12人』より少ないのですが、その分7人の家庭事情を描いているところが大きな違いです。各人の問題を抱えた私生活を通して「このように弱い人間たちに裁きを委ねることが果たして正しいことなのか?」という問題提起は鋭いのですが、映画としては却って陪審員たちに力点が置かれ過ぎてしまって焦点がぼけてしまったんじゃないかな。また直接のセリフはないのですが、安楽死させた女医がユダヤ人であることが色眼鏡で観られることの方が重い問題だと感じました。ただ変だなと感じたのは、裁判が数日にわたるのに陪審員たちが裁判所の外で外部の人たちと自由に裁判のことを話していることで、日本の裁判員制度とはえらい違いだなとびっくりしました。
S&Sさん [DVD(字幕)] 4点(2011-04-25 01:29:16)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 46.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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