Menu
 > 作品
 > サ行
 > さよなら、さよならハリウッド
 > S&Sさんのレビュー
さよなら、さよならハリウッド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さよなら、さよならハリウッド
製作国
上映時間112分
劇場公開日 2005-04-23
ジャンルコメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 プロットとしては『ブロードウェイと銃弾』の映画製作版という展開ですが、『ブロードウェイ』とは逆に製作されている映画がどんどん悲惨な出来に陥ってゆくのがミソ。アレンの映画は自身の身の上が反映されることが多いのですが、本作で気づいたのは撮影監督が言っちゃ悪いが聞いたことない無名な人であること。それもそのはず、本来は名手ハスケル・ウェクスラーが撮影監督だったのにアレンと揉めて撮影開始後に降板しちゃったそうです。その辺の恨みつらみが映画の中の撮影監督(なんと中国系と言う設定!)のキャラに反映されて劇中アレンと揉めまくり、撮影監督との通訳がアレンの眼の代わりになるエピソードが笑えます。さすがにアレンもそのまま通訳くんを活躍させると『ブロードウェイ』のチャズ・バルミンテリと同じだと気が付いたみたいですが、通訳くんがクビにされた後の展開は急速に失速してしまう印象なのが残念です。 ラストの「フランスがあってよかった」と言うのは名セリフかもしれませんが、ちょっとフランス人のファンに失礼かも。欧州での高評価とは裏腹にハリウッドでは無視されている北野武をついつい思い出してしまう一編でした。
S&Sさん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 18:03:26)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 5.79点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4520.83%
5729.17%
6416.67%
7416.67%
8416.67%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 45.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
さよなら、さよならハリウッドのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS