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ゆりかごを揺らす手 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゆりかごを揺らす手
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1992-04-11
ジャンルサスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 別に怖いとは感じなかったけど、これはとことん後味が悪い映画ですね。お話のプロット立てにも私は少々疑問がありまして、まず自殺しちゃう産婦人科医。直接描写はないけれど、触診するシーンでナースを退出させるは手袋を外すはで、“彼はやっちゃいました”と観客に宣言しているわけです。ここは本当は何があったかは藪の中状態(もちろんアナベラ・シオラはやられたと思っているわけですが)という見せ方で撮った方が、不幸のどん底に突き落とされて逆恨みにいたるレベッカ・デモーネイの心情により説得力が出ます。この映画の脚本では、アナベラ・シオラを観客が感情移入できないようなキャラにしているのも上手くない。これじゃあデモーネイの逆恨みの理不尽さが深くならないし、逆にデモーネイを応援しちゃってる自分に気がついたりします。狂言まわし役のサイモンにしたってストーリーの中でもう少し使い道があったんじゃないかと思うし、だいいち彼が登場した最初のシーンでラスト・シーンが予想できたし、実際思った通りのエンディングでした。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-08-27 22:33:42)
その他情報
作品のレビュー数 128件
作品の平均点 6.62点
作品の点数分布
000.00%
110.78%
210.78%
343.12%
443.12%
5129.38%
63527.34%
73728.91%
81914.84%
91410.94%
1010.78%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 43.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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