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ジャッカルの日 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジャッカルの日
製作国英,仏
上映時間142分
劇場公開日 1973-09-15
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 サスペンス映画の最高傑作です。よくこの物語はジャッカルとルベル警視の一騎打ちのように語られることがありますが、本質はOSSとフランス政府の死闘を描いているのであり、二人は組織の代表として対決します(もっとも圧倒的にジャッカルの方が自由裁量権は多いのですが)。フレッド・ジンネマンは、ルベル警視が司令塔となってフランス官僚機構がジャッカルを追い詰めてゆく過程を、ドキュメンタリーのような冷徹な映像で描写しています。ジャッカルの情事が無駄なシーンという意見もありますが、この行動が後にパリに侵入する際に警察を撹乱する伏線になっていると思います。最大の疑問は、こんな大傑作がアカデミー賞でどの部門にもノミネートすらされなかったことでしょう。
S&Sさん [映画館(字幕)] 10点(2009-02-20 01:41:54)
その他情報
作品のレビュー数 143件
作品の平均点 7.73点
作品の点数分布
000.00%
110.70%
221.40%
310.70%
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564.20%
61510.49%
72718.88%
84128.67%
92819.58%
102013.99%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 57.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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