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ヒンデンブルグ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヒンデンブルグ
製作国
上映時間115分
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,パニックもの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「ヒンデンブルグ号の爆発は反ヒトラー勢力の破壊工作が原因」というプロットがそもそもこの映画の欠点でしょう。船内での「誰が爆弾を仕掛けるのか」という「オリエント急行殺人事件」の様なサスペンスも、名匠ロバート・ワイズが監督とは思えない緊迫感のなさで、終いには探偵役のジョージ・C・スコットが共犯みたいになっちゃうのがちょっと変です。ハリウッド映画ですから反ヒトラー勢力を「悪・テロリスト」として描けないのは当然で、そうなると結末が判っているだけにカタルシスどころではなくなります。また、その反対勢力がユダヤ人の組織でなければ観客にはリアルに感じられず、なぜヒンデンブルグ号が爆破されなければならないのかがイマイチ伝わってきませんでした。ということですがオスカー受賞した特撮は見事で、ロバート・サーティースのカメラと相まって今の眼で見ても遜色がありません。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-07 01:05:59)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.71点
作品の点数分布
000.00%
117.14%
200.00%
300.00%
4428.57%
517.14%
617.14%
7428.57%
8321.43%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 2.02
このレビューの偏差値 48.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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