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激動の昭和史 軍閥 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 激動の昭和史 軍閥
製作国
上映時間134分
劇場公開日 1970-08-11
ジャンルドラマ,戦争もの,シリーズもの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「軍閥」なんて大上段に構えたタイトルだけど、実質的には東條英機ひとりにスポットを当てた脚本構成になっています。「陸軍および東条悪役・海軍善玉」という当時の常識からはほとんど飛躍していない史観ではあるが、及川や嶋田といった海軍高官たちの無気力・無責任ぶりはしっかり描いています。山村聡の米内光政をはじめ、一部の配役が『日本のいちばん長い日』と同じであるところは面白い。 どうせ東條英機をメインにするなら、その器量は単なる木っ端役人に過ぎなかった東條が独裁的な権力者に変貌していった謎に迫って欲しかったところです。そして大新聞の戦争責任についても、これはいまだにマスコミのタブーとされていますが、もっと突っ込んで欲しかったね。 通史としては薄い内容ですが、本作の後に小林正樹の『東京裁判』を続けて観たらいいかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-08-04 19:48:51)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 38.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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