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トム・クルーズとキャメロン・ディアス、『バニラ・スカイ』以来の共演。『バニラ・スカイ』はシリアスな映画だったので、キャメロンお得意の能天気ラブコメ風味路線でのトムとの共演は、やはり豪華です。そのトムが冒頭からドラッグのやり過ぎイカレてしまったような変なエージェント、でもジェイソン・ボーンばりに超無敵です。とにかく、危険なシーン大好きなトムの願いを叶えましょうという感じで、旅客機内の激闘・不時着から始まり過剰なアクションの大盤振る舞い、もちろんCGやVFXは駆使していますが彼はこれでは欲求が満たされなかったのか『M:I』シリーズではスタントなしで飛行機にしがみついたりする始末、この人はほとんどビョーキです。ちっとも役作りしないのでイーサン・ハントと見分けがつかないけど、どうせ脚本も遊びまくってほとんどおバカ映画領域に踏み込んでいるので気にしないことです。トムはこの怪演を突き通すのかと思ったら、だんだんまともなキャラになってしまうのは残念でした。所々でキャメロンをクスリで眠らせて強引にショートカットするストーリーテリングも、ほんと笑わせてくれます。こういうなにも思い悩むことなく没頭できる映画ってほんとイイですよね、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズにも通じるところがあります。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-08 23:35:12)
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