タイトル名	ダーティハリー２
製作国	米
上映時間	124分
劇場公開日	1974-02-09
ジャンル	アクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,刑事もの,ハードボイルド

《ネタバレ》　明らかにシリーズ化を考慮していなかった第一作だったので、脚本やプロットは仕切り直しみたいな自由度があったはず。その結果が、“お汚れハリー”vs“街の処刑人”というお話しになったと言うのはまあ納得がゆくところです。ハリー・キャラハンのキャラ付けが違いすぎるんじゃないかとの意見もありますが、私はハリーの人物像に一本筋を通したように思えて賛成です。でも人類の味方になったゴジラやガメラみたいに感じる違和感も理解できます（笑）。　本作がシリーズ五作品の中で最長の上映時間なんですが、緊張感がない描写が多くてとにかく冗長です。監督が、『猿の惑星』の続編を撮ってオリジナルを粉々に打ち砕いたテッド・ポストなんだからあきらめるしかないのでしょう。ジョン・ミリアスが脚本書いただけあって銃撃戦やガン・アクションはさすがに迫力がありました。でも初めて観たとき、白バイ警官デイビスがなんで海に落ちただけで死んじゃったんだろうと不思議だった想い出があります。ここら辺がいかにも７０年代の映画っていう感じですね。

作品のレビュー数	68件
作品の平均点	6.56点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 1.47％ 3 2 2.94％ 4 3 4.41％ 5 8 11.76％ 6 16 23.53％ 7 22 32.35％ 8 9 13.24％ 9 6 8.82％ 10 1 1.47％
作品の標準偏差	1.54
このレビューの偏差値	43.41 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値