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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
製作国米,英,カナダ
上映時間112分
劇場公開日 2011-04-29
ジャンルアクション,コメディ,ファンタジー,青春もの,音楽もの,ロマンス,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 正直言って観た人の半分は「なんじゃこりゃ?」ってなるだろうけど、才人エドガー・ライトのメジャー二作目としては上出来なんじゃないでしょうか。欧米では興行的にはコケたらしいけど、これでハリウッドで干されることにならなくてよかったですね、ライトさん。設定は日本の格闘ゲームそれもアーケード・ゲームへのゴリゴリのオマージュで、その原作コミックのノリにエドガー・ライトの非凡な音楽センスがミックスされたって感じです。たしかに、ピルグリムのバンドのセックス・ボブオムを始め登場するバンドたちの演奏はグレードが高いし曲も良い。だけど肝心の元カレ軍団とのバトルは、皆さんご指摘の通りトップ・バッターのインド系元カレのインパクトが強すぎてどんどん尻すぼみになる感は否めませんでした。菜食主義・ビーガンの元カレとはピルグリムくんまともに闘ってないじゃん(笑)。元カレ軍団は邪悪なのかもしれないけど、ピルグリムくんも17歳の女子高生とパンク女を二股かけて女子高生を振ったり、この人も結構邪悪です。感情移入できそうなキャラが一人も登場しないこの映画で唯一好感が持てそうだったのがこの中華系娘だったのに、自分の方から身を引かせる結末とはちょっと許せないなあ(怒)。 元カレ軍団のラスボスがおタク感丸出しのジェイソン・シュワルツマンというのがまた微妙なんですが、ラストの対決シークエンスあたりからは完全に『ファントム・オブ・パラダイス』のパロディになっているみたいです。つまり、ギデオン=スワンというわけです。 まあ確かに、もう三十分ぐらい尺が短かかった方が良かったみたいですね、でも原作が前提としてあるので難しいのかな。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-25 21:09:08)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
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6725.00%
7621.43%
827.14%
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1013.57%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 50.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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