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華麗なるギャツビー(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 華麗なるギャツビー(2013)
製作国米,豪
上映時間142分
劇場公開日 2013-06-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 “世界で唯一ピンクのスーツを着こなせる男”ジェイ・ギャツビー=ロバート・レッドフォード版から約40年後に、彼の功績を継いだのはレオナルド・ディカプリオでした。ディカプリオはロバート・レッドフォード版が製作された1974年生まれ、これも何かの因縁ですかね。 『ムーランルージュ』のバズ・ラーマンが撮ったのでちょっと期待しましたが、ギャツビー邸の乱痴気パーティーのシークエンスは意外なほど短く、そしてラーマンにしては大人しげだった印象があります。そういったミュージカル的な要素は最小限で、ガッツリとドラマ部分に注力したって感じです。このころのディカプリオ演技に嵌まりこんでいたというか力み返っていた頃なので、熱演ではあることは否定できないがあの眉間に皺を寄せる表情だけはなんか鬱陶しくなっちゃいます。脚本自体もギャツビーの悲恋物語という要素が強くなっています。デイジー=キャリー・マリガンは74年版のミア・ファローより遥かに良かったかなと思います。ミア・ファローのデイジーは最後にはギャツビーを冷酷に見捨てた嫌な女という印象でしたが、キャリー・マリガンは最後まで社会的な地位を捨ててギャツビーのもとに走るかの葛藤に苦しむデイジー像だったんじゃないかと思いました。 レッドフォードの74年版とは上映時間はほぼ一緒なんですが、本作の方がダイジェスト感は希薄で掘り下げた物語になっていたと思いますよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-06-06 22:40:25)
その他情報
作品のレビュー数 50件
作品の平均点 6.26点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 52.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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