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《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサムを起用したのが幸か不幸か、“悪党パーカー”ものとは思えない雰囲気の映画に仕上がったかなと思います。でもちょっといつものジェイソン・ステイサムとは違った雰囲気もあるキャラにもなっています。 まず冒頭の襲撃シーンで、変装姿ではありますが、彼の人並みに髪の毛を生やした姿という非常にレアな映像を見ることが出来ます。どんな役でもゴマ塩スキンヘッドと無精ひげで押し通すジェイソンの毛が生えている姿は初めて私は観た感じがします。でもその後のシーンではいつものジェイソンに戻っちゃったですがね(笑)。本作ではいつものように抜群に強いんだけどけっこう弾丸喰らったり刺されたりでもう血まみれジェイソンです。あのナイフを手のひらで受け止めるシーン、もう思いだすだけでゾッとします。 そしてジェニファー・ロペスのバカ女ぶりが強烈です。今までの彼女のイメージを覆すようなキャラに挑戦したというと聞こえがいいですが、単にもうこういう役しか回って来なくなったのかもしれません。この人、10年ぐらい前はアンジェリーナ・ジョリーといい勝負してた様な気がしますが、最近はほんと落ち目ですね。 まあアクション映画として観ればテンポの良いしアクションにキレもあり愉しめる映画だと思います。ただひとつ引っかかるのは、どういう意図でジェイソンがテーブルの裏に拳銃を張り付けたのか、そしてそれをジェニファー・ロペスが見つけるという超ご都合主義ですね。これでマイナス1点とさせていただきます。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-08 22:37:50)
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