Menu
 > 作品
 > シ行
 > ショーン・コネリー/盗聴作戦
 > S&Sさんのレビュー
ショーン・コネリー/盗聴作戦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ショーン・コネリー/盗聴作戦
製作国
上映時間98分
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ショーン・コネリーがマンション強盗を企むお話ですが、コネリーの情婦を始め仕事仲間がそれぞれ別の政府機関に盗聴されているという不思議なプロットです(情婦は旦那が盗聴してましたっけ)。コネリーだけが盗聴されていないのですが、盗聴する側には各自に脱税や反体制活動など監視する容疑があるのだけど、コネリーの犯行計画には興味を示さないというお役所体質が強烈に皮肉られています。ウォーターゲート事件が起きる前にこういう視点を持っていたとはさすがシドニー・ルメットですが、ボーっと観てたらこの皮肉が伝わらないぐらい淡々とし過ぎているのがこの映画の欠点でしょう。やっぱ目立つのは本作がデビュー作のクリストファー・ウォーケンの存在感で、実に若々しくてナイスです。後半マンション強盗が失敗し警察がコネリーたちを追い詰めてゆくところは『狼たちの午後』を彷彿させてくれますが、ルメットの監督した映画って必ず犯罪が失敗する特徴がありますね。というわけで、『ショーン・コネリーの盗聴された作戦』が正しい邦題でした。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-13 19:56:26)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5116.67%
6466.67%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.76
このレビューの偏差値 58.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ショーン・コネリー/盗聴作戦のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS