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オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2022-02-18
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 「事実は小説よりも奇なり」をまさに地で行くような実話の映画化。ジョン・マキンタイヤーの原作ノンフィクションは既読です。登場人物やエピソードはほぼ原作通りなんだけど、コリン・ファレルとケリー・マクドナルドの三角関係や、“マーチン少佐”の本当の姉や彼とそっくりの米軍兵士のエピソードはフィクションです。それにつけても、英国人のスパイや謀略好きにはほんと呆れてしまいますね。 “マーチン少佐”を実在の人物にするための手紙や財布の中身そして恋人の創造まで、もう愉しんでやっているとしか思えないぐらいです。彼ら謀略部隊の親玉である提督の副官があのイアン・フレミングであるのも面白いです。 ジョン・マッデンが監督ですから、もう捻りもない正攻法での映画化という感じですかね。戦争映画なのに兵器や戦闘シーンがほぼ皆無なストーリーなので、コリン・ファレルとケリー・マクドナルドの恋愛模様などを織り込まないと地味すぎるという判断があったんでしょうが、それが上手くいったかというと疑問ですね。作戦が成功するかというハラハラ・ドキドキ感を、もっと強調した方が良かったと思います。そう考えると、もしヒッチコックが現代に生きていて監督していたら、きっと傑作になっただろうな。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-27 22:10:33)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.71
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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