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冬のライオン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 冬のライオン
製作国
上映時間137分
劇場公開日 1970-02-04
ジャンルドラマ,歴史もの,クリスマスもの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 キャサリン・ヘップバーンが、この映画で『ファニー・ガール』のバーブラ・ストライサンドと同点でオスカー主演女優賞を分けあったのは有名な話ですが、これだけ格調のある堂々とした演技を拝めるのは滅多に体験できることじゃありません。ピーター・オトゥールとの壮絶な騙し合いと相手の心理を知り尽くしたうえで撃ちまくる壮絶なセリフのバトル、あの『バージニア・ウルフなんてこわくない』の壮絶さに匹敵するんじゃないですかね。 ピーター・オトゥールはこの映画の前に『ベケット』でもヘンリー2世を演じているわけで、ヘンリー2世は『アラビアのロレンス』とならぶ彼の当たり役でしょう。アンソニー・ホプキンス、これも彼の名演の賜物なんでしょうけど、歳の割には妙に老けて見える“ライオン・ハート”リチャードがとても印象に残りました。 時代考証的には正しいのでしょうけど、ヘンリー2世やフランス王フィリップ2世たちのとても王族とは思えない質素と言うか粗末な衣装には驚いちゃいました。でもキャサリン・ヘップバーンの装束は同じ様に質素ではあるが気品があって、特にラストにかけて身にまとうドレスの鮮やかな赤は気品に満ちていました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-16 17:10:05)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.17点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 56.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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