Menu
 > 作品
 > ハ行
 > バージニア・ウルフなんかこわくない
 > S&Sさんのレビュー
バージニア・ウルフなんかこわくない のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バージニア・ウルフなんかこわくない
製作国
上映時間135分
劇場公開日 1967-03-11
ジャンルドラマ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 言葉には暴力性があることは承知していますが、同じフレーズでも「文字にして紙に書く」のと「言葉を音声として発する」のではコミュニケーションの手法としていかに性格が違うのかと考えさせられました。テイラーとバートンの血が出るような罵り合いは、まさに「セリフのボクシング」と呼べるのでは。たった四人しか登場人物がいないのに、四人ともオスカーにノミネートされて二人が受賞って、ちょっとすごくないですか? 四人の中でもテイラー・バートンの毒気にあてられて、冒頭とラストでは同じ人格とは思えないほどボロボロになっちゃうS・デニスの演技の上手さには感心させられました。ちなみに本作はハリウッド映画で初めて“Fuck”というセリフが使われた記念すべき作品だそうです。実際のところどこで使われたか気がつかないほどですが、まさか40年後には“Fuck”だらけの映画が量産されるとは、当時の観客は想像もしなかったでしょうね。
S&Sさん [DVD(字幕)] 9点(2010-05-20 20:56:42)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.90点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.00%
5210.00%
6525.00%
7315.00%
8420.00%
9315.00%
1015.00%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 57.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
バージニア・ウルフなんかこわくないのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS