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パリは燃えているか のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パリは燃えているか
製作国米,仏
上映時間173分
劇場公開日 1966-12-21
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 パリ解放は実は非常に政治的な出来事で、この映画でも前半のレジスタンス勢力の動向は予備知識がないと判りにくいと思います。要はドゴール将軍の勢力と共産党の主導権争いで、戦後のフランスを誰が支配するかという争いでもあったのです。登場するレジスタンス側の人物はみな政界の実力者になった人たちで(アラン・ドロンが演じたシャバンデルマは首相にまで登りつめました)、彼らに対する配慮がこの大作を薄味にしてしまったのではないでしょうか。史実に沿ってはいますがどこか綺麗ごとが目立ち、ヒトラー以外はみんなパリを救うために体を張った善人だったというのはちょっと苦しいですね。確かにそうそうたるスターが観れますが、ルネ・クレマンの演出に緊張感が乏しく、戦闘シーンにも緊迫感がないですね。ラストだけカラーでパリの街が映しだされるところは良かったです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-27 01:54:10)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
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7527.78%
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915.56%
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作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 43.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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